外国人の在留手続を扱う行政書士にとって、申請を正確に行うことはもちろん大切ですが、それだけでは十分ではありません。これから入管業
務を伸ばしていくためには、実務力と同時に、仕事を取る力も磨いていく必要があります。
入管への申請方法には、窓口で申請する方法とオンライン申請があります。それぞれにメリットがあるため、案件の内容や場所に応じて使い分
けることが重要です。
窓口申請の大きなメリットは、申請書類を直接提出できることです。提出時に書類の不備や添付漏れなどがあれば、その場で指摘してもらえる
場合があり、その後の対応がしやすくなります。また、何度も窓口へ足を運ぶことで担当者と顔見知りになり、分からないことを相談しやすく
なるという、地域に密着した行政書士ならではの強みもあります。
一方、オンライン申請には、遠方の案件でも入管まで出向く必要性がないという大きなメリットがあります。たとえば遠隔地の案件を受任した
場合でも、オンラインで申請できれば、時間や交通費をかけて入管へ行く必要がありません。案件によっては、オンライン申請を利用すること
で業務を効率化できます。に
ただし、オンライン申請では、提出した書類が本当にこれでよいのか、添付書類が不足していないかなど、不安を感じる場面もあります。その
ため、オンライン申請にも窓口申請にも、それぞれメリットと注意点があります。
また、申請内容によってはオンライン申請が利用できないものもあるため、手続ごとの対応方法をきちんと確認しておく必要があります。
結局のところ、「窓口がいい」「オンラインがいい」と一概に決めるのではなく、案件ごとに最適な方法を選択することが大切です。
そして、入管業務を仕事として成長させていくうえで、もう一つ忘れてはいけないことがあります。それは、申請を心配する前に、まず案件を
受任することです。
もちろん、受任した仕事をきちんと処理する「仕事をこなす力(実務力)」は重要です。しかし、それと同じくらい、「仕事を取る力(販売力
)」も重要です。
どれだけ実務能力があっても、依頼者から仕事を受任できなければ、その能力を活かすことができません。
これから入管業務に力を入れていくのであれば、正確な申請能力を身につけるだけでなく、外国人の方やその家族、企業などに「この人に相談
してみよう」と思ってもらえる行政書士になることも大切です。
実務力を磨く。そして、仕事を取る力も磨く。
この二つを両輪として、入管業務を一つひとつ積み重ねていくことが、これからの仕事につながっていくのではないでしょうか。
【入管業務は「申請する力」と「仕事を取る力」の両方が大切】
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